2009年5月9日
【何故 市長選挙に出馬するのか?】
 大宮市・浦和市・与野市の合併時の約束事を記載した合併協定書には「新市庁舎は新都心周辺が望ましいとの意見を踏まえ、合併後速やかに市民参加の審議会を設置し、庁舎建設基金を創設する」と明記されている。にも拘らず、現市長は自ら署名捺印した協定書を公然と反故にし、新都心の真中に誰も望んでいないと思われるサッカー博物館なるもの(箱物イメージを隠すためサッカープラザと改称)の建設を進めている。

 合併協定書を遵守すればここに建設されるべきは市庁舎であり、加えるならば、国際都市を目指すと言いながら国際級の会議施設が無く、大規模の学会すらホテルが足りず開催できないさいたま市の現状を鑑みれば国際会議場・国際展示場・ホテルの複合施設ではないだろうか?サッカー博物館を建てるなら埼玉スタジアムの所が相応しい。

 いずれにしても合併協定の不履行は容認しがたく誰かが何らかの形で「新都心の真中に建設されるべきはサッカー博物館か?or 市庁舎か?」を市民に問わなければならないと思った次第である。この市長選挙はある意味では市庁舎の位置を決める住民投票であり、子供達や孫達の世代の事も考えて「さいたま市の中心は浦和か or 新都心か?」を選択して頂きたい。