2020年7月18日
紛れ込み患者による院内感染防止マニュアルについて

 当然のことながら、入院時のPCR検査で院内感染の全てが防げる訳ではなく、神奈川県の小田原市立病院では新型コロナではない病気で入院した患者さんに熱があったためPCR検査を実施した所、結果は陰性だったが、念のために個室に隔離。CT検査でも肺炎所見が見られず1週間後、大部屋に移り、数日過ごして退院。その後、熱が続くため再入院し再度PCR検査をした所、陽性で、前回入院の同室患者と担当職員の計7人が感染した。
上記の事案も踏まえ、肺炎治療が目的ではない紛れ込み患者による院内感染防止法について県内中核病院にアンケート調査を実施し、結果を取りまとめ本県のマニュアルを作成し、県内医療機関に配布してはどうか?

保健医療部長答弁:
 これまでに発生したクラスターの多くは院内感染であり、事後対策としての感染拡大防止策とともに、入口での発生防止対策が重要である。県内発生のクラスター事案について、国のクラスター対策班から報告書が提出される予定となっているが、まずは県内の中核病院でどのような院内感染対策が取られているのかを把握する事についても検討する。