【次期参議院選挙に関わる報道について】
 自民党の埼玉県連が特に記者発表をした訳ではありませんが、来年7月の参議院選挙の自民党公認候補の希望者7人の中に日下部の名がある新聞報道が数回あったので若干のご説明をさせて頂きます。

 現職の佐藤泰三参議院議員(82歳)が次期選挙に不出馬の意向を表明した事を受けて、現在、それぞれの団体推薦を受けた以下の7氏が公認希望を自民党埼玉県連に提出しています。

・谷古宇勘司氏(55歳):埼玉県議(草加市)
・長沼威氏氏(56歳):埼玉県議(さいたま市桜区)
・神山佐市氏(51歳):埼玉県議(富士見市)
・日下部伸三(47歳):さいたま市議・医師
            (自民党さいたま市議団推薦)

・近藤豊氏(65歳):さいたま市議(埼玉県市議団協議会推薦)
・古川俊治氏(43歳):医師・弁護師(埼玉県医師会推薦)
・網谷徹己氏(46歳):会社役員(川口市青年会議所推薦)

 1期生の日下部を参議院候補として推し揚げて頂いた自民党さいたま市議団28名の皆様方にはこの場をお借りして厚く御礼申し上げる次第です。

 実は大宮医師会も日下部を埼玉県医師会に推薦してくれたのですが、県医師会は古川俊治氏を推し、また、佐藤泰三議員が「後任は医師に譲りたい」と発言している経緯もあるので、現在の所、古川俊治氏が他の候補を3歩も4歩もリードしている状況です。

 これから論文選考があり、最終決定は7月までずれ込みそうですが、万一、公認候補となった時は国政にチャレンジする所存です。

 そもそも私が議員を志したきっかけは『風邪で当院を受診した若者に「将来どうするのか?」と訊いた所、「生活保護を受ければ遊んで暮らせる」という言葉が返って来た事』です。

 私はこの言葉に日本の「税制・教育」の全ての『歪』が集約されていると思いますが、さいたま市では夫婦と子2人の4人世帯の生活保護給付額は住宅扶助も含めると年額約350万円(手取り額)です。それに対し同世帯の課税最低限度額は現在325万円ですから、真面目に働いても所得が350万円以下ならば「生活保護を受けた方が良い生活ができる現状」があるのです。

 また、40年間真面目に月額13860円の年金保険料を納めた人が受け取る基礎年金が月額66208円であるのに対し、保険料を納めずに遊んでいても将来生活保護を受ければ月額約13万円(住宅扶助も含む)が給付されるのです。この問題を解決するには社会保険料も含めた税の直間比率を見直すしかありません。

 日下部は「頑張った者が報われる」・「自分の国は自分で守る」という他の国では当たり前の事を主張しているに過ぎないのですが、この国では「頑張った者が報われる」と言うと「格差社会を招く」とされ、「自分の国は自分で守る」と言うと「軍国主義につながる」とするマスメディアの逆風の嵐に晒されます。

 日下部は「@社会保険料も含めた税の直間比率の見直し」・「Aゆとりの教育の廃止」・「B憲法9条の第2項の削除」という3つの基本政策(詳細はタイトルをクリックして下さい)にも絶対の自信を持っており、説明させて頂ければ日本人の過半数以上の賛同を得られるものと確信しておりますが、所謂、保守的な意見はこの国のマスメディアには好意的に取り上げられる事が無いので議員になるしか道は無いのです。

2006年6月5日